多良岳自然公園の一角に「自然の館ひらたに」という施設があります。周囲を山々に囲まれた大自然の中で、2017年にオープンしたばかりの本格バーベキュー施設を紹介していきます。
「ひらたに」とはどのような施設か
「ひらたに」とは、自然環境に恵まれた宿泊、研修施設です。会社の研修スペースとして部屋を借りたり、部活動の合宿地として泊まったりするなど、様々な使い方ができます。上の写真の建物は、一階が食堂、二階が宿泊室になっています。
バーベキュー場は多良岳の山の中
バーベキューの魅力の一つに自然があります。冷房のついた室内でただ肉を焼いて食べるのではなく、川辺や森林の中で汗をかきながらみんなで仲良く食べるからこそ、より一層美味しくなるものです。上の写真を見てもらえれば分かりますが、新しく「ひらたに」の中にできたバーベーキュー場は、周囲を木々に囲まれた山の中にあります。無料の駐車場が用意されているので、車があれば遠方から来ても安心です。
バーベキュー場には多くの椅子やテーブルが用意されているので、会社やサークル、部活動などの大人数でも楽しめます。屋根には照明があるため、平日に仕事が終わった後など、夜遅くなっても利用できます。近くには水道が併設されているので、準備や後片付けにも苦労しません。
バーベキューの楽しみ方
ここからは、バーベキュー場を使用するためのルールについて説明していきます。まず、利用する場合には事前の予約が必要です。料金は、一つのグループにつき1時間あたり500円です。例えば、10人の団体で2時間利用した場合には、1000円の料金が発生します。また、食材を焼くための道具を借りる場合には、バーベキュー台やトング、炭(1キロ)が一式セットになったものが700円で借りられます。例えば、バーベキュー台を2つ並べて焼きたいときには、1400円の料金になります。時間ごとの料金と道具を借りる料金を合わせたものが使用料になります。
食材は自由に持ち込み可能
食材の持ち込みは禁止されていないので、食べ物やドリンクを自由に持ち込めます。逆に、「ひらたに」では食材の購入ができないので、事前に用意しておく必要があります。鹿島市といえば日本酒が有名です。市内には6つの酒蔵があり、その中でも肥前浜宿の「富久千代酒造」は、IWCという世界最大規模のお酒の大会で日本酒部門の最優秀賞を受賞したことがあります。事前に酒蔵に立ち寄ってお酒を購入しておけば、肉や野菜がさらに美味しくなることでしょう。
すぐ近くには「平谷物産直売所」があり、山の畑で採れた野菜や地元の特産品などを販売しているので、バーベキューの野菜を調達してもよいでしょう。
平谷物産直売所の入り口にある水道からは、地下から湧き出す天然水が流れています。なんと、この湧き水は無料で持ち帰ることができるので、ここで水を汲んで飲料水や水割りなどに利用できます。平谷物産直売所の営業時間は午前8時~17時です。ただし、湧き水は建物の外にあるので営業時間後でも利用可能です。
食材を用意したら後は焼いて食べるだけ
道具と食材を用意したら、後は焼いて食べるだけです。大自然を感じながら鹿島市の美味しい日本酒を飲みつつ、友人や同僚と肉を食べれば盛り上がることが間違いなしです。
ちなみに、麺とつゆを用意しておけばそうめん流しをすることができます。そうめん流しができる施設は全国的にそう多くはないので、非日常的な体験を味わえます。
まとめ
今回は「自然の館ひらたに」のバーベキュー施設について紹介してきました。必要な器具の貸し出しがあるので、好きな食材だけ用意しておけば、手軽にバーベキューをすることができます。鹿島市には肥前浜宿を始めとして有名な酒蔵が多く、事前に日本酒を購入していけば、より一層盛り上がること間違いなしです。施設は緑の木々に囲まれた大自然の中にあり、近くの平谷物産直売所で地元野菜や天然水を用意すれば、何から何まで自然づくしのバーベキューを満喫することができます。