戸口神社の飯田面浮立(七浦秋祭り)の体験レポート

七浦秋祭りで披露される3つの面浮立の中で一番最初に始まるのが、戸口(とぐち)神社で行われる飯田面浮立(いいだめんぶりゅう)です。まず最初に道行(みちゆき)が行われた後、戸口神社で奉納が行われます。

飯田面浮立の道行が行われる農道

飯田面浮立の道行は戸口神社の近くにある農道で行われます。周囲には田んぼ、見上げれば青空が広がる自然豊かな場所です。以下に道行が行われる場所の地図を掲載しておきます。

駐車場は飯田公民館の近くにあります。駐車場の地図は以下の通りです。

例年は7時30分から8時頃に道行が始まります。7時前の朝早い時間帯から続々とカメラマンが集まってきます。七浦秋祭りの面浮立の中で一番最初に行われるということで、他の面浮立と比べると観客は少なめです。それでも、道行を見るために7時前の朝早い時間帯から続々とカメラマンが集まっており、隠れた撮影スポットになっています。

飯田面浮立の道行

笛の音と共に道行が始まりました。戸口神社を目的地として、農道を行列になって歩いていきます。

飯田面浮立の道行

参加しているのは地元の大人や子供です。みんな真剣な眼差しです。

はさみ箱

女性がかついでいる長方形の箱は「はさみ箱」です。ただ持っているだけではなく、時折はさみ箱を別の人に受け渡すなどの所作があります。

鳥毛

棒の先に毛がついたものは「鳥毛」と呼ばれます。棒を回すたびに、長い毛が風になびきます。

目の前で鑑賞できる道行

道行が近づいてきたら、見ている人たちは道路わきに避けます。目の前のギリギリのところを通るので、それだけ迫力のある写真を撮影できます。背景には、山や田んぼ、地元の集落なども写っています。

かねうち

華やかな衣装を着ている女性は「かねうち」と呼ばれ、二人一組で鉦(かね)を鳴らします。

かけうち

道行の最後の方に登場した面浮立の主役である鬼は「かけうち」と呼ばれます。飯田面浮立は面浮立の中でも音成(おとなり)系に分類されます。音成系の面浮立では、シンプルな濃紺の衣装を着て、踊りにも派手さはなく余興的要素は見られません。

飯田面浮立の参加者

歩き終わった人たちが広場に集まり、とてもにぎわっています。

戸口神社の奉納

20分ほど道行を実施した後は、そこから徒歩で5分ほどの距離にある戸口神社の境内で奉納があります。戸口神社の入り口には県内最古の肥前鳥居があり、鳥居や社殿と共に面浮立を撮影することができます。

戸口神社の奉納

大勢の見物客に見守られる中、戸口神社の奉納は30分ほど続きました。過去に何度も来ている人もいて、一度来てみれば「また来年も見に行きたい」と思えるほど、その良さを強く実感できるのかもしれません。

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