地元名物から雑貨まで多くの屋台が出店
秋の蔵々まつりはお酒の試飲や販売だけではありません。食事やお土産、子供が楽しめるようなゲームなど、様々な屋台が出店し、お酒が好きではない人でも楽しめるイベントです。参考として、その中から一部だけ紹介します。
かまぼこ
鹿島市の地元名物の一つが「かまぼこ」です。昔の酒蔵通りには、かまぼこ屋がたくさんありました。秋の蔵々まつりでは、鹿島市に店を構える「浜蒲鉾」というお店が出店していました。
都会の若い人からすると、かまぼこを食べる習慣は多くはないかもしれません。しかし、チーズ入りのミンチコロッケなどの商品もあり、美味しくて食べやすいです。お酒のおつまみにもおすすめです。
むつごろう
鹿島市は有明海に面しています。そして、有明海といえば「むつごろう」が有名です。「川田食品」では観光客に人気の「丸干しむつごろう」などを販売。天然のむつごろうを自家製のタレに漬け込んでおり、おつまみやおやつとしてこのまま食べられます。
粕漬け
飯盛酒造では地酒と粕漬けを販売していました。粕漬けは野菜を酒粕に漬けたもので、この地域ではおつまみやご飯のおかずとして日常的に食べられています。
えごまスイーツ
こちらは、西九州大学の学生が約半年ほどかけて作った「えごま」のスイーツです。
えごまは近年健康に良いと注目を浴びている食品です。しかし、スイーツである以上健康なだけでは不十分で、健康と甘さのバランスが大切と語ってくれました。
チーズケーキ
「ピュイ・ダムール」という洋菓子工房からは、ドーム型の可愛らしいチーズケーキを販売していました。パティシエの人に話を聞いてみると、スフレタイプのチーズケーキで、中はしっとりしているそう。常温で少し溶けても美味しく食べられることが特徴です。
高校生と酒蔵のコラボ商品
酒蔵通りの峰松酒造場と市内にある鹿島実業高校がコラボして開発した商品の試食会を実施していました。おつまみに最適な粕漬けや味噌などをアレンジしています。
百年ピクルス
「漬蔵たぞう」という漬物屋では「百年ピクルス」を販売していました。これは地元佐賀県や九州地方の野菜を丁寧に漬け込んだピクルスで、見た目も味も良いと評判です。
この日は特別に百年ピクルスのバイキングを実施していました。
洋服・雑貨
食品だけではなく、洋服や雑貨などのお店もありました。上の写真は「nanairo」というセレクトショップです。なんと、デザインから全て手作りしているそう。
他にも酒蔵通りの小公園という場所で「いろいろマーケット」が開催されて、様々なお店が出店していました。