お酒だけじゃない、ステージショーにも注目
漬蔵たぞうでは「ラ・アレグリア」というグループがフラメンコの披露を行いました。「ラ・アレグリア」はフラメンコの文化を佐賀県や九州地方に広めるために活動しています。歌、手拍子、楽器、それに激しい足のステップが生み出す音が組み合わさり、華やかで迫力のある踊りです。
その後は酒蔵通りに移動してフラメンコを踊りました。
BMXという競技用の小型自転車に乗ってパフォーマンスが行われました。
自転車を巧みに操作して、大迫力な動きで会場を盛り上げます。
可愛い猿が酒蔵通りで芸を披露しました。最後には猿と握手するチャンスも。
こちらは、中原恵峰氏による浮立面(ふりゅうめん)の製作実演です。鹿島市の各地に伝わる「面浮立(めんぶりゅう)」という民俗芸能では、この浮立面を顔につけて踊ります。話を伺うと、木を彫るのに約1週間、漆を塗るのに約1ヶ月間かかるそうです。普段は市内中央に工房があり、そちらで製作しています。
国内だけではなく、海外にも出品しているそう。市内のお祭りで面浮立を見ることはありますが、浮立面だけを近くからじっくりと眺める機会は多くはありません。面師の話を聞いて、浮立面の製作過程を見られる貴重な経験です。
子供が楽しめるゲームもあるので家族連れにもおすすめ
多くの子供たちが参加して盛り上がっていたのが、漬蔵たぞうで開催された無料のビンゴ大会です。賞品として、漬物や市内で使えるクーポンなどが配られました。
こちらは子供に人気だった射的ゲーム。
終わりに
肥前浜宿らしく、当日は様々な場所でお酒の試飲や飲み比べが行われました。かまぼこや粕漬けなど、おつまみになる食べ物も多くあり、お酒が好きな人には最高のイベントです。お酒以外には、洋服や雑貨の販売、ステージショー、ゲームコーナーなどもあり、大人から子供まで幅広く楽しめるところが素敵だと感じました。