創業以来、醤油のみを製造・販売している専門店です。19世紀中頃に建てられた建物は酒蔵通りの中でも古く、白壁の美しい外観が特徴です。醤油だけが並べられたシンプルな店内は、醤油に専念するこだわりを感じられます。まろやかな味わいとしてリピーターが多く、地元の人や遠く離れた県外から電話で注文が入ることも多いです。酒蔵通りのお土産としては、持ち運びやすい500mlのサイズが人気になっています。
名称
山口醤油醸造場(やまぐちしょうゆじょうぞうじょう)
住所
佐賀県鹿島市浜町乙2693(肥前浜宿の酒蔵通り)
おすすめの商品
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はまいきいき醤油
1本で何にでも合う万能醤油です。市販の醤油とは異なり、非常にまろやかで深い味わいが特徴です。料理好きの方に人気で、東京などの遠方から問い合わせを受けることも珍しくありません。500ml、1L、1.5Lの3種類があります。ラベルに描かれている絵は、地元出身の陶芸作家、熊本義泰氏の作品です。
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業者用の醤油
一升瓶のサイズは料理店など業者用の醤油として人気で、配達も行っています。ラベルに書かれている「ヤマショー」はお店の屋号です。
木の樽を使い続けるこだわり
醤油を冷まして保管するときに木の樽を使用しています。最近は木の樽を使うお店は少なくなっていますが、山口醤油醸造場ではこだわって使い続けています。木の樽を使うことで、木の風味が醤油に加わり、より美味しさが増していきます。
武士の道具を展示
山口家は江戸時代に鹿島城付近から移り住んだ武士が先祖で、店内には刀などの道具が展示されています。先祖代々伝わる資料によると、醤油屋を始める前は質屋をしていたと推測されています。
お客様へのメッセージ
店内ではお皿に醤油を入れて自由に試飲ができます。酒蔵通りを散策する際はお気軽にお立ち寄りください。