有明海

有明海に生息するムツゴロウとシオマネキ
有明海に生息するムツゴロウとシオマネキ
有明海の干潟
朝日に照らされる満潮時の有明海
朝日に照らされる干潮時の有明海
有明海で盛んに行われる海苔の養殖

有明海は、佐賀、福岡、長崎、熊本の4県に囲まれた海です。干潮と満潮を一日に2回ずつ繰り返し、潮が引いた時と満ちた時の干満差は、日本一となる6~7メートルにも到達します。干潮時の面積は日本全国の干潟の約4割に相当し、これは日本最大の大きさを誇ります。鹿島市の七浦地区では約3キロ先まで干潟が出現します。

有明海には112本の河川が流れ込み、その水には豊富な栄養が含まれています。また、潮の流れと共に海水に泥が混ざり、泥の浄化作用によって海水が綺麗になります。肥沃な干潟には、ムツゴロウやシオマネキなど有明海でしか見られないような多種多様な生物が生息しています。

佐賀県の鹿島市には、全国でも数少ない有明海の干潟を体験・学習できる「道の駅鹿島」という施設があります。ここでは、干潟に全身入る「干潟体験」や、「棚じぶ」や「むつかけ」と呼ばれる有明海の伝統的漁法を体験することができます。

名称
有明海(ありあけかい)
住所
鹿島市大字音成甲4427-6(道の駅鹿島)
お問い合わせ
道の駅鹿島 0954-63-1768
地図